エコアンダリヤを使って作品を作るようになってから5年位になります。
コットンやウールなどの毛糸と違った魅力があって、毎年夏が近づくとエコアンダリヤ作品を編んでいます。
エコアンダリヤは素材が硬いためか、編み手である私のクセのせいか、パターン通りに編んでも形が歪むことがあります。
歪んた形は、大抵はスチームアイロンをあてて形を整えています。
先日紹介したくるくるポシェットも、パーツを編んだところ、端が丸まってしまいました。
そこでスチームアイロンをあてます。
ピシッとなったのがおわかりいただけますか?
実は他にもこれらのパーツには整形のために手を加えています。
最近知ったのですが、エコアンダリヤは水に濡らすと形をかなりコントロールできるようになります。
ウールやコットンなどのいわゆる毛糸は、編んでから形を整えたり、目を整えるために水に通します。
この作業をエコアンダリヤにも使える!それを知ってから作品の幅が広がりました。
このパーツも、一度水を通して大きさと形を整えて乾いた後にスチームアイロンをあてました。
1つだけ注意することがあって、水に濡らすと乾いたときに編み地が柔らかくなるということです。
硬い編み地がいいときはアイロンをかけるに止めたほうがいいかもしれません。
もし、柔らかくなってしまった時は一度ほどいて編みなおすと元の質感に戻ります。面倒ですが私はこの点も気に入っています。色々な可能性が広がるからです。
夏に向けて今年も順調にエコアンダリヤで作品を編んでいます。